大崎市松山で受け継がれる「打初式」
アリティーヴィーの高野です。
今回ご紹介するのは、大崎市松山地域で毎年1月5日に行われる
日本刀の「打初式」です。
この地域では、打初式が行われると「今年も新年が始まった」という
お正月には欠かすことの出来ない大切な神事の一つなんです。
そもそも松山地域には、「法華三郎」という歴代刀工の家系があり、
今では全国でも珍しい「大和伝」という刀を作刀されています。
この刀は、伊達政宗公もこよなく愛したんだそうです。
古い城下町の面影が残る町は、震災によって建物の柱や壁が崩れたところも少なくなかったといいます。
東日本大震災、復興二年目が始まりました。
この「打初式」には、新年の無事故、作刀上達祈願と、震災復興を願う気持ちも込められていました。
現代ではなかなか触れることの無い、日本刀の世界。
少しだけのぞいてみてください。
きっと来年は直接松山に行きたくなると思いますよ。
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Sat
January,2013