秋の夜を幻想的に灯す富谷宿-十三夜 魂のふるさとまつり-
平成の仙台四郎です。
今月の13日、宮城県 富谷町で「十三夜 魂のふるさとまつり」が行われました。
富谷町は江戸時代の交通の要であった五街道のひとつ、奥州街道の宿場町として、
1618年に伊達政宗公の命で富谷宿が整備されました。
現在のしんまち地区にも宿場町らしい情緒が残る中宿の景観をはじめ、様々な形で歴史や文化を伝えています。
その古きよき富谷宿のあたたかみを感じるまつりとして2007年に始まったのがこの「十三夜 魂のふるさとまつり」です。
まつりは昼夜行われ、伝統芸能の披露や、寄席、金管バンドのパレード、復興屋台などで賑わいました。
その中でもメインとなるのがこのランタン飾りです。
今年は約2万個のランタンが飾られました。
これは町内の小中高校生や44ある全ての町内会の方々による手作りで、まさに全町民がひとつになり、まつりをつくります。
ランタンに使用される材料は、リサイクルのロウソクや空き缶などで作られているんです。
その空き缶ランタンの灯りの幻想的な雰囲気に訪れた多くの方々が魅了されます。
秋の夜、幻想郷へと誘う「十三夜 魂のふるさとまつり」
みなさんもぜひ富谷宿へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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Tue
October,2012