とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

マップで見る

  • このサイトについて
  • リンク
  • お問い合わせ
トップページ

DSC00888

塩釜よ、元気になれ!!おにぎり専門店「しお彩」

アリティーヴィー高野です。

素敵な笑顔のこの方、高橋さんは宮城県塩竈市でおにぎり専門店を営んでいます。

震災前は、マリンゲート塩竈の寿司屋「山孝」で料理人をしていました。

今回は、震災後、生き抜くために独立した、高橋さんをご紹介いたします。

続きを読む

おにぎり専門店「しお彩」のおにぎりは、素材にこだわり、地元塩竈の復興と元気を願って作られています。

宮城県産の米、塩竈市浦戸諸島の海苔、塩竈の藻塩に至るまで、全て宮城の食材でできています。

中に入る具も様々。

茎わかめや

ぎばさの佃煮など、他ではあまり目にしない珍しい具のおにぎりもあるんです。

 

きっかけは、先の大震災。

当時の勤め先だったマリンゲート塩竈も津波の被害に遭い、高橋さんは職を失ってしまいました。

そんな時、塩竈市のある事業を知り、即座に登録、生活していくために独立することを決意したのです。

それが「塩竈市シャッターオープン・プラス事業」

これは、市内の空き店舗を利用して事業を行い、まちの復興や活気づくりに貢献する団体や事業者に対して、最長3年間、経費の一部を市が補助するというものなんです。

やっとの思いでオープンさせたのが一年前の7月6日。

この時は、仕事ができる喜びと、大勢のお客さんが来なくても、その日一日自分が生活出来るだけの売上が出てくれるだけで本当に嬉しかったと語ります。

それでも、生活は安定していたとは言えず、ハローワークに通い、別の職なども探しながらこのおにぎり屋を営業してきました。

店内にあるショーケースや棚は中古品や手作りの物。

正に、ゼロからのスタートです。

何とか生活するため、そして塩竈をもう一度元気に盛り上げるため、ほぼ一人で切り盛りしてきました。

「おにぎりは作り置きできないから。そうしちゃうと、硬くなったり、本来の美味しさが損なわれちゃって。手抜きだけは絶対したくないんですよね。」

そういう高橋さんのこだわりはクチコミで広がり、お客さんも増え、他のメディアも取材にいらしたようです。

今はどうですか?と聞くと

「ぼちぼちですね。スタンスは変わらず、こんだけ売れてくれればいいな~っていう量を準備して

売り切れたら店じまい。何とか生活できるぶんだけでいいんです。」

 

高橋さんの目に迷いはありませんでした。

儲けるのではなく、生活することが最優先。

本当に、働けることに感謝していて、それと同じぐらい塩竈元気になってくれ!!と

取材中何度もおっしゃっていました。

 

今後もこのペースを保ったまま、塩竈に密着してゆっくりと進んでいきたいと笑顔で語ってくれました。

 

おにぎり専門店「しお彩」

住所:宮城県塩竈市白萩町2-22

定休:日曜日(注文があれば日曜日も受け付ける)

営業時間: 7:30~16:00(無くなり次第終了する時も)

TEL:022-366-8548

 

 

14

Sat

July,2012

Location :

トップページ
Event Calendar