塩竃浦戸でのりフェスティバル 島の人たちと新たな一歩を踏み出す
こんにちはアリティーヴィーの彦坂です。
今日は塩竃市浦戸桂島で行われたのりフェスティバルの取材に行ってきました。
今回取材した「のりフェスティバル」が開催されたのは塩竃市にある浦戸諸島のひとつ、桂島。
浦戸諸島は桂島・野々島・寒風沢・朴島の四つの島で構成されているんです。
各島には様々な歴史や伝説、それに遺跡なんかも見る事ができるそうです。
また四季折々に見せる美しい風景や自然豊かな海で育った牡蠣や海苔などを楽しむ事ができます。
しかしこの浦戸諸島も昨年の震災による津波の影響で大きな被害を受けました。また浦戸諸島は昭和35年に発生したチリ地震による津波の被害も過去には受けているんです。
それでも島の人たちは負けずに新たな一歩を踏み出そうとしています。そんな島の人達と一緒に浦戸を盛り上げて、特産品である海苔を多くの人に親しんでもらおうという思いで開かれたのがこの「のりフェスティバル」なんです。
フェスティバルでは塩釜の銘酒「阿部勘」と「浦霞」が振舞われたり塩竃の小学生が作詞・塩釜出身のミュージシャンが作曲したのりのりロック「海苔は海の贈り物」発表披露などが行われました。
曲に合わせて「のりのりダンス」を踊る子供たち。この振り付けはDragon AshのメンバーであるATSUSHIさんが振付をしたそうです。
桂島には300人ほどの島民の方が住んでいますが、この日の総来場数は800人近くだったそうです。中には関東から参加している方も居ました。
ノリノリで楽しむことができる、まさに海苔尽くしとなった「のりフェスティバル」でした。主催者の畑中みゆきさんは「浦戸には海苔以外にも牡蠣などまだまだ魅力がたくさんある。このようなイベントを通して多くの人が浦戸に来るきっかけになれば」とフェスティバルの最後におっしゃっていました。
僕自身も、浦戸諸島に行くのは初めてだったのですが浦戸諸島の優し雰囲気になんだか癒されたような気がします。それに海苔巻きもとても美味しかったです。今日はあいにくの天気だったのですが、晴れの日なんかは島を散歩するだけでも楽しめそうでした。
まだまだ知られていない魅力がたくさんある浦戸諸島にぜひ足を運んでみてください。自分だけの穴場スポットを見つける事ができるかもしれませんよ。
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桂島へ行くにはマリンゲート塩釜から塩釜市営汽船が運航しています。
詳しくは塩釜市HPをご覧ください
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Sun
July,2012