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20120423_163636

大船渡に”さんまラーメン”在り!!

アリティーヴィー高野真一郎です。

今日の話題は、震災を乗り越え、もう一度町を盛り上げるために奮起した

岩手県大船渡市の”さんまラーメン”をご紹介。

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大船渡市は、全国でも有数のさんまの水揚げを誇っています。

そのさんまを使った”さんまラーメン”で町興しをしようと2010年秋にプロジェクトが発足。

大船渡市内の飲食店やホテルなど、10店舗がそれぞれのさんまラーメンを開発し、

販売していました。

これからもっと参加店を増やし、盛り上げていこうとしていた矢先、

昨年の東日本大震災によって、一時中断を余儀なくされました。

現在も3店舗が津波に流されてしまい、営業も再開出来ない状況なんだそうです。

※内1店舗は仮設店舗で営業を再開、さんまラーメンはまだ出していない

 

今回お伺いしたのは、津波の被害は免れたものの、40日間営業ができなかったという

「萬来食堂」

「震災の影響で、我々も年だしもう店をたたんでしまおうかとも考えました。」

そう言う店長の千葉さんをもう一度奮い立たせたのは、お客さんの声でした。

「もう一度やってよ!とか、いつ再開するの?とか、大勢のお客さんに言われまして、

やっぱり店はたためないなって思ったんです。」

震災から40日目、断水が続いていたのもあって給水車から水をもらうなどして

何とか営業を再開。

しかし、食材が手に入らなかったので、通常の3分の1のメニューでやっていたそうです。

何とか残っていたさんまを使い、さんまラーメンも出せるようになると、

ボランティアできている、北は北海道から南は沖縄まで、ほんとうに大勢の人が食べに来てくれたんだそうです。

「テレビを観て、是非食べたいって、静岡からタンクに入った水を抱えて来てくれたご家族もいらしてね。ほんと、さんまラーメンに助けられたって言っても過言じゃなかったね。」

そう語る千葉さんは、ほんとうに嬉しそうな顔をしていました。

「このさんまラーメンを作るのに4ヶ月以上費やして、一瞬の津波でできなくなってしまって、ほんとうに悔しかった。それでも、食べたいと言ってわざわざ来てくれるお客さんがいたからここまでがんばれたんだよ。うまいうまいって言って3日連続できた人もいたんだから!!んでも4日目にはさすがに違うの食べたいなって言ってたけどね。」

 

大船渡のさんまラーメンは各店舗がそれぞれ違った形で提供しています。

ここ萬来食堂のさんまラーメンは「うめ~めん」と名づけられ、鍋でじっくり10時間以上、骨を感じない位まで煮込んださんまが三切れ、そして独特の臭みを緩和させるために、梅干とレモンスライスが入っています。

食べてみると、ほんのり甘く、後からかすかに酸味が来てスープまで飲み干せるほどの美味しさでした。

このような大船渡さんまラーメンマップが、

観光案内所などに置かれていますので、それぞれの味を食べ歩くのも楽しいのではないでしょうか。

地場の食材を使って町を盛り上げようと、賛同してくれるお店も増えてきています。

千葉さんは最後に、

「もう一度、このさんまラーメンで大船渡はさんまの産地なんだぞ!!そんで大船渡は死んでね~ぞ!!って全国にその名を轟かせたいね。」

と、力強く語っていました。

 

●さんまラーメンに関する問い合わせ●

碁石海岸レストハウス

TEL:0192-29-2121

岩手県大船渡市末崎町字大浜221-68

 

●萬来食堂●

TEL:0192-26-3763

岩手県大船渡市大船渡町字宮ノ前9-2

営業時間:10:00〜19:00

定休日:10日20日30日

28

Sat

April,2012

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