とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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20120411

南三陸に愛を!!海の幸で恩返しを!!

アリティーヴィー高野です。

写真は、宮城県本吉郡南三陸町歌津の伊里前福幸商店街にある、

南三陸町の水産加工会社マルアラ及川商店の直営店舗です。

今まで、販売はやったことがなかったのですが、南三陸の代名詞でもある海産物を少しでも早く、

より多くの方に届けたいと直営店舗を開く事を決意。

そこには、地元南三陸への想いと、感謝の気持ちが込められていました。

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マルアラ及川商店は津波によって5つあった加工場のうち、4つが被害に遭いました。

残った1つの工場を何とか5月に再開させ、震災前のようには行きませんが南三陸の味を全国に届けています。

 

工場再開の時期とほぼ同じくして、地域ぐるみでの仮設の商店街を作ろうという話が持ち上がりました。

それが、伊里前地区に12月オープンした「伊里前福幸商店街」です。

マルアラ及川商店代表取締役社長 及川 吉則さんは

「いずれ本設の工場を建てたいけれど、建てる土地が無い。

でも、町が所有する土地であれば、小さな仮設店舗を建てることは出来る。」

そう考え、今までやったことはなかったが、マルアラのアンテナショップのようなお店になればと、店舗を開くことを決意しました。

さらに、お店を開くきっかけとなったのは、食糧や生活用品を買いに出かける際の地域の現状でした。

当時、車で片道1時間半をかけて買い物に行っていました。そして、海に生きる町なのに、船も無く、魚を獲る事も出来ない。

そんな現状を目の当たりにした及川さんは、加工品だけではなく、生魚や貝などの海産物も販売するようにしました。

その後も利用者の声を吸い上げ、「お惣菜も欲しいね」と言われれば、お惣菜を店頭に出し、

「甘いものがないよね」という話を聞いて、たい焼きを販売しはじめ、今に至っています。

 

「ちょっとした嗜好品でさえも、なかなか手に入りづらい状況だったから、少しでもその声を聞き、近場で手に入る環境を提供したかった」

そこには、地域を愛する気持ち、そして何とか力になりたいという諦めない心があったのではないでしょうか。

 

「地場100%とはいきませんが、三陸産の新物のワカメや地魚なども並んでいます。

南三陸町を訪れた方たちにも、復興に向けた底力を感じていただけたらうれしいですね。震災を経験し、全国、世界からのあたたかい気持ちをいただいた。

今年は南三陸の海産物を通してお返しする年にしたい」

と力強く語っていただきました。

お店を出したことによって、今まで出合わなかった人と出会い、作ったことのないものを作る。

新しい体験が続き、毎日が発見の連続。及川さんは震災を前向きにとらえ、これからも地域と共に歩んでいる。

 

 

マルアラ 株式会社 及川商店

枡沢工場/〒988-0423  宮城県本吉郡南三陸町歌津字枡沢16

TEL 0226-36-9009

 

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Wed

April,2012

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