「水の大切さ」を子供たちが世界に発信!!!
アリティーヴィー高野真一郎です。
突然ですが、皆さんは「水」について、考えたことはありますか?
蛇口をひねれば当たり前のように出てくる「水」
水道水、雨水、海水・・・ずべて水ですね。
今回はそんな水の大切さや東日本大震災以降の水のあり方について、子供たちが世界に向けて発信しました。
毎年3月22日はこの地球の水を守るため、国際連合が全世界に定めた「世界水の日」なんです。
世界各国で様々なイベントが行われましたが、ここ日本では、「世界水の日こども議会」が開催されました。
この「世界水の日こども議会」は今年で3回目を数え、
茨城県、神奈川県、そして宮城県の3県を中継でつなぎ、やりとりをしながら世界に向けて水の大切さを発信しました。
宮城県の仙台会場では、昨年の東日本大震災を経験して感じた、水の怖さや、水のない生活の体験談等を発表していました。
また、会では、津波の被害を受けた仙台市宮城野区にある中野小学校の生徒4人が
「日本中を笑顔にしたい」という願いを込めて制作したシンボルマークや、
海と山の関わり合いを世界に向けて伝えている畠山重篤さんへの取材の様子などもVTRを交えながら発表していました。
VTRの中で、畠山さんは子供たちに
「豊かな漁業を支える豊かな水は豊かな森があってこそ」
「水の日だから、水だけを考えるのではなく森のことも一緒に考えなければいけないんだよ」
と、優しく教えていました。
三陸の牡蠣がなぜ美味しいか、それは山から湧き出た水に豊富な養分が溶け込んで、その水が海へと流れ出す、
それを三陸の牡蠣やホタテは食べているから全国に誇る美味しい海産物がとれるんです。
子供たちも、海と森の関わり合いに、宮城の水産業が支えられていることも勉強していたようでした。
各県でも水に関する様々意見が発表されたこのイベント。
仙台会場で運営を行なっていた懸田さんは
「これからの時代を担う子供たちが、水の怖さや、本当の意味での大切さ、また、世界での実情等に直接触れ、いい経験になったと思う。
そして、東日本大震災を経験して、今まで以上に、密度の濃いイベントになったと思います。」
と語っていました。
参加した子供たちも、「”水”について、深く考えることができてよかった。もっと大切にしていきたい。」
という子供が大勢いました。
生きるために必要不可欠な”水”だからこそ、今一度見つめ直す必要があるのかもしれませんね。
このイベントの様子は後日動画でアップされますので、たのしみにお待ちください!!
23
Fri
March,2012