今年も開催「山形初市」
写真は、毎年山形県で開催されている
「山形初市」の様子です。
今年も、山形の風物詩の一つとして開催されました。
今年の人出は震災の影響などもあり、例年よりも少なかったということですが、
それでも18万人が、会場に足を運びました。
山形の人々は、だんごの木を買いに初市にやってきます。
だんごの木とは?
山形の小正月に、
団子木(だんごぎ)という水木の枝に米の粉で作ったたくさんの紅白のだんごや、
鯛や小判、打出の小槌などをかたどった「ふなせんべい」を飾る「だんご刺し」という
行事があります。
これは養蚕(ようさん)でたくさん繭(まゆ)が取れるように願った飾り物なんです。
カイコが繭を作るためには「まぶし」という網のような枠が必要で、
ワラや木で作った「まぶし」に繭がたくさんついた状態を表したもの、
それが、だんごの木になります。
山形では、縁起物として広く親しまれているんです。
今年の山形初市では「被災地支援物産販売コーナー」を設け、
塩釜市、岩出山町、古川市、気仙沼市より5店舗が出店しました。
その他にも、例年通り、幼児を対象とした初市のぬいぐるみ劇、初飴の実演、納豆汁の振舞い、四方山会餅つき踊りなども行われたようです。
今年も例年通り行われた「山形初市」の話題をご紹介致しました。
写真提供:山形商工会議所
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Tue
January,2012