とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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〜秋保工芸の里を訪れた新しい風〜

こんにちは、「秋保工芸の里」案内所スタッフ、茜です!

宮城県仙台市秋保町にある「秋保工芸の里」で、工房見学や工芸体験などのご案内を行っています^^

伊達政宗公も愛した奥州三名湯の一つ「秋保温泉」があり、杜の都仙台の奥座敷として古くから親しまれてきました。

湯元を抜けて小高い丘の上に佇むのが、「秋保工芸の里」です。

 

 

そんな秋保工芸の里に、先日、珍しいお客様がいらっしゃいました。

 

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いらっしゃったのは、東北工業大学一年生のみなさん。

 

 

まだ入学して間もない生徒さん達は、とても初々しく、里内が一気に華やかになった気がしました^^

学校でデザインを学んでいるそうで、今回初めて目にする工芸品に興味津々です。

 

 

工芸品を見たり、職人さんの話を聞いたり、実際に削らせてもらったり・・・

デザインや美術に興味のある人なら、ワクワクする体験です。

職人さんが実際に仕事をしている様子をこんなに間近に見ることができたことは、とても貴重な体験だったのではないでしょうか。

また、職人さんたちが自分の孫よりも若い生徒さんと楽しそうに交流している姿は、とても新鮮で、素敵なことだと感じました。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

 

秋保工芸の里は、昭和63年4月にオープンしました。

現在、9つの工房が集い、秋保の豊かな自然と共にこの里で暮らしながら、それぞれの「手しごと」を伝え続けています。こけしに仙台箪笥、埋もれ木細工、染め物‥ 
大切にしたい工芸品ばかりです。

それは昔も今も変わらずに行ってきたこと。もちろんそれは、あの震災の日もそうでした。

東日本大震災で、命を吹き込むようにして作り上げた多くの作品は壊れ、電気や水が止まりました。

また、温泉街宿泊客のキャンセルが相次ぎ、秋保地域全体で経済的な復興の見通しがつかず不安な状況が続きました。

普段の生活がままならない状況に陥りながら、それでも変わらずにそれぞれの「手しごと」を伝え続けたのは、「自分たちが頑張らなきゃなんねぇ」という思いがあったからだと職人さん達は言います。

当時、秋保温泉は被災地に住んでいて入浴ができない方々の憩いの場となっていました。

なかには工芸の里にまで足をのばし、自らの被災の現状を涙ながらに話してくださった方もいたといいます。

そうして生まれた心と心の交流。

 

「震災で誰も来ないと不安になった。人と人とが助け合いまた形を取り戻していく。そして新しい世代へと受け継がれていく。」

 

そのときのお話が、今回の学生さんたちの訪問と重なり、新しい世代との交流が明日への希望のように感じました。

来訪して下さった東北工業大学の生徒様並びに関係者様、素敵なひとときをありがとうございました。

ぜひまたお会いできることを楽しみにしております。

 


(集合写真)

 

秋保工芸の里では工芸品の販売、工芸体験はもちろん、気さくな職人さんたちとの交流もできます。

職人さんってどんな人なんだろう、どんな人が作っているんだろう、と気になった方はぜひ一度秋保工芸の里に遊びに来て下さい。

皆様のお越しをお待ちしております^^

 

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工芸の里・案内所『工楽の家』
住所 / 宮城県仙台市太白区秋保町湯元上原54
営業時間 / 9:00〜17:00
TEL / 022-281-8303

25

Sun

May,2014

Location : 宮城県東松島市

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