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『国産。しかも、石巻。』この味を全国へ!カタクチ商店のアンチョビフィレ

アリティーヴィーのモリカワです!

 

皆さんイタリア食材といえば何を思い浮かべますか??

オリーブオイルはもちろん、トマトやズッキーニなどが思い浮かびますが、忘れてならないのがアンチョビ!

アンチョビとはカタクチイワシの塩漬けのことで、ピザにのせたりサラダに入れたり・・・イタリア料理の味付けでは欠かせない食材なのです。

そのアンチョビを国産で、しかも石巻産にこだわって作り続けているお店があります。

仙台市青葉区でイタリア料理の食材加工・販売を行っている『株式会社カピターノ カタクチ商店』さんです。

 

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それまでもネット販売などは行っていましたが、加工・販売専用に現在の工場ができたのは去年の秋頃。

原料となるカタクチイワシは以前は輸入物が大半でしたが、豊かな漁場の三陸の海で国産のカタクチイワシが手に入るのだから、と数年前から試行錯誤を繰り返し商品化に取り組んできました。
しかし、2011年の3月11日、あの東日本大震災によって三陸沿岸の漁港各所は大きな被害を受けたのです。

 

震災から3年が経った今、当時の思いなどをスタッフの本間 昌子さんに伺いました。

 

震災当時、本間さんは同じ『株式会社カピターノ』が経営するイタリア料理店『デル・カピターノ』で働いていたそうです。

 

 

「一言で言えば、本当に大変でした」

店舗自体に大きな被害はなかったものの、大きな揺れで店内はあらゆるものが散乱し、とても営業できる状態ではなかったといいます。

営業に対する自粛の雰囲気までも漂い、街全体が沈んでいたこと。

「自分達にできることは、通常通りの営業をすること。みんなが普通の生活に一刻も早く戻れるように」

しかし、取引先の三陸の漁港はすべてストップし原材料も手に入らなくなっている最中です。

それなら、「在庫が底をつくまで売り続けよう」と、ネット販売を行っていたアンチョビの在庫をかき集め、かろうじて通じていた電気のみで作れるようなメニューの提供を開始。

その後ガスが復旧し、ようやく、通常通りのメニューに戻すことが出来たのは、震災から約1か月後のことでした。

 

 

そしてあれから3年。

「震災の記憶は日に日に忘れ去られていく中で、いまだに風評被害や不安の声があとを絶たない現状を一日も早くなくしたい」

と話す本間さん。

 

被災した地元の漁師さんたちが、自分たちの生活もままならない中で、市場を復活させたこと。

自分たちにできることは、その思いを受けて、三陸の海の恵み・石巻の味を全国へ届けること。

 

 

その思いは、パッケージに印刷された言葉に強く込められているのだと感じました。

―『国産。しかも、石巻。』―

「アンチョビを石巻の特産にしたいんです」と力強く言い切る本間さん。

この味が生産者の思いと共に、全国へ届けられることを願ってやみません。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

『株式会社カピターノ』
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-5-24テークビル2F
TEL:022-279-6118(10:00~17:00)

 

『ナポリピッツァとイタリア食材 カタクチ商店』
HP:http://www.catakuchi.com/original6.html
楽天ショップ:http://www.rakuten.co.jp/catakuchi/

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Thu

May,2014

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