とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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国境を越えて、受け継がれる伝統と復興への思い。

こんにちは!アリティーヴィーの千草です!

皆さん、秋保工芸の里をご存知でしょうか?

仙台の奥座敷として知られる秋保温泉のすぐそばにあり、こけし作りや染物などの9つの工房が集う、職人の里です。

工芸の里の案内所スタッフとして秋保に通うようになってから、なんだか目が良くなったような気がします(笑)

秋保は本当に自然いっぱいで毎日緑を見ています!

 

(江戸独楽 御独楽處 廣井)

 

そんな静かな秋保工芸の里に、アメリカからお客様がいらっしゃいました^^

 

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いらっしゃったのは、かつて日本に住んでいたというアメリカ人のランディスさん。

ランディスさんは20年前まで、ここ秋保工芸の里の『江戸独楽 御独楽處 廣井』の廣井さんのお弟子さんとして独楽を習っていたそうです。

今回は知人のポーラさんとマリーナさんとご一緒に来日されていました。

 

(左後ろから、お弟子さんの前田さん、マリーナさん、ポーラさん、お弟子さんの桜井さん、ランディスさん、廣井さん、廣井さんの奥様)

 

ランディスさんは27歳から42歳までの15年間、宮城県七ヶ浜町に住んでいたそうです。

2011年3月、東日本大震災のニュースをアメリカのテレビで知ったランディスさんは、心配で悲しい気持ちになり、数か月間体調がすぐれなかったといいます。

「以前住んでいた七ヶ浜町の友人は幸いにも連絡が取れたものの、家は流されてしまい、電話で聞かされた状況とテレビから流れる映像をとても現実とは思えなかった」と話すランディスさん。

驚きとともに涙を流しながら日本のニュースを見ている人も周りにたくさんいたそうです。

 

―アメリカでも何かできることは無いか。

そう思ったランディスさんは自ら募金活動を行い、集まった資金2500ドルをかつて講師を務めていた宮城学院大学に寄付しました。

 

あれから3年。

今回久しぶりに日本を訪れたランディスさん。

相変わらず明るく楽しい廣井さんと再会したことを心から喜んでいらっしゃいました。

そしてアメリカにいる友人にお土産をと、たくさんの独楽を買われていました^^

 

 

何気ない小さな作品にも、確かな職人技と小意気な遊び心が生きている、江戸独楽。
粋で酒落のきいたユーモラスな形は私たちを惹きつけ、その色鮮やかなさまは置き物かと見まごうほどです。

 

 

「この素晴らしい日本の文化、江戸独楽を絶やさないでほしい」

ランディスさんのその思いは若い世代のマリーナさん、ポーラさんにも受け継がれています。

日本人の私としても、この伝統工芸が絶えず続くことを願ってやみません。

 

(左から:前田さん、ランディスさん、廣井さん)

 

————————————-

 

『江戸独楽 御独楽處 廣井』

住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元上原54

TEL:022-398-2770

不定休

 

 

21

Wed

May,2014

Location : 宮城県東松島市

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