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再生エネルギーで復興! ~東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト~

アリティーヴィー、サイエンス担当大江です。

東北は日に日に冬の寒さが増し、暖房のあたたかさが身に染みる今日この頃です。

こんな寒い日は、あたたかさの源、エネルギーについて考えてみませんか?

今日は、次世代エネルギーに関するシンポジウムを取材しました。

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師走の足音が聞こえてくる今日、仙台駅前のホテルメトロポリタン仙台で、『東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト 第2回 国際シンポジウム』が行われました。

『東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト』は、東北大学を中心とし、震災直後から活動が開始され、再生可能エネルギーの活用を通じて、東北の復興を目指すものです。

このプロジェクトには3つの研究課題があります。

①三陸沿岸の導入可能な海洋再生エネルギー(波力・潮力など)の研究開発

②微細藻類のエネルギー利用に関する研究開発

③再生可能エネルギーを中心に人や車などのモビリティの視点を加えた都市の総合エネルギー管理システム構築のための研究開発

 

すでに様々な研究が進んでいます。

”あまちゃん”のふるさと岩手県久慈市の港と、塩竈市の寒風沢島では、波力発電と潮力発電の提案が生まれ、仙台市の蒲生では、微細藻類の活用の研究が着々と進んでいます。

今日のシンポジウムでは、各分野の第一人者の講演が行われました。

そのひとり、フランスのエクス・マルセイユ大学のエリザベス・バーデンス教授。

バーデンス教授は、「微細藻類の抽出分離」と題して講演されました。

藻から油を取り出す。次世代エネルギーのひとつです。

藻は、生産性が高く、面積当たりの収量も多く、食糧として需要のあるトウモロコシなどの他のバイオマスエネルギーと比べて、価格が高騰することもなく、安定した原価を保てるなど非常に魅力的なエネルギー源です。

ただ、仙台市と東北大学、筑波大学が蒲生で共同で進めている微細藻類の活用の研究でも、まだまだコストが高いことが大きな課題です。

効果的な抽出方法を取り入れることが、コスト削減対策のひとつとなります。

 

そして、「海洋再生可能エネルギーの国内外の取組状況と今後の展望」について、講演されたのが、日本大学 特任教授であり、東京大学名誉教授でもある、木下 健氏。

「震災で、津波・海によって大きな被害を受けたが、海=悪魔という訳ではない。海からテクノロジーが得られる。

できるだけ早く、海洋再生可能エネルギーを形にして、被災地の子供たちに見てもらいたい」と、語られたのが印象的でした。

 

近い将来、どんなエネルギーが主要になるのか、楽しみです。

29

Fri

November,2013

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