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東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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石巻復興の先頭をゆく!美味しいカレーとパワフルお母さんの「食事処 おでん りん」

こんにちは、アリティーヴィーのがんもどきモリカワです!(○´∀`)ノ゙

みなさんは宮城県石巻市にある「食事処 おでん りん」をご存知ですか?

「ああ、あのカレーのお店!」「あの、ぽつんと建ってるところでしょう?」

こんな声がすぐ返ってくるお店、「食事処 おでん りん」。

おでん屋なのにカレー??

そうなんです、なぜかカレー屋としての名前が先行してしまう、このお店「りん」を今回はご紹介します。

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石巻市では、震災の影響で、もともと民家のあった土地の大部分が、現在も空き地になったままです。危険区域に指定され、新しい建物を建てることが出来ないのです。

しかし先日、石巻の海岸線を車で走っていたときのこと・・・

左手に日本製紙の大きな工場群が続くのに対して、右手は広い空き地がどこまでも続いています。と、ふと目をやると・・・そこにぽつんと建つ1軒の家が。

 

おでんりん看板

 

電光掲示板にはひときわ目を引く「ダイナミックカレー」の文字が・・・

「おでん屋なのにカレー??」

お腹がすいていたのと、この景観に似つかわしくない真新しい外観、「ダイナミック」の文字に吸い寄せられて、思わず車を停めました。

中に入ると、店内はカウンターと奥にはテーブル席もあり、内装はとても綺麗で新しく、出来て間もないことがわかります。

 

 

なぜここに、新しくお店を出したのだろう?

当時の様子をお母さんに伺うことが出来ました。

もともとこの場所一帯には1000世帯以上の民家があり、道路沿いには商店もたくさんありました。しかし、あの東日本大震災の大津波によりそのほとんどが波に飲まれってしまいました。ここ「りん」もその一つ。震災前は自宅兼小料理屋として営業をしていた「りん」は、大津波によってお店は跡形もなく流されてしまったのです。

しかし。

「このままでは終わりたくない」きっぱりとそう思ったといいます。「人の生き様というか・・・今まで生きてきた経験があるから、このままでは終わりたくない」

お客さんを工場で働く職員の方々に絞り、10年は続けてみようと、お店の再建に乗り出します。まず、一番最初に作ったのは看板。まだ出来上がっていない状態のお店に、いち早く「食事処 おでん りん」の看板を掲げます。そして様々なめぐり合わせもあって、2012年9月、ようやく「食事処 おでん りん」がオープンしたのです。

「あの時、何もなくなったのを見て、「このまま終わる私じゃない」って言ったみたい(笑)」

気さくに笑いながら話してくれるお母さんからは、揺らぐことのないまっすぐな意思が伝わってきます。なんというパワフルな人なのでしょう。

開店当初はバイキング形式で3種類のカレーやおかずなどを提供していましたが、今はメインメニューのダイナミックカレーと、他に小皿を選んで注文するアラカルト形式に変更。その美味しいカレーが評判となり、おでん屋さんなのにカレーの美味しいお店として知らない人がいないくらい。もちろん、夜は自慢のおでんが楽しめる小料理屋さんです。

 

 

震災後の石巻で、お客さんとの会話を楽しみながら、お嫁さんと二人三脚で営業する「おでん りん」に希望を感じた日でした。きっとお母さんに会えば、カレーのダイナミックさもさることながら、元気とパワーをもらえるに違いありません。

最後にお店の前でワンショット☆

みなさん、ぜひ足を運んでみてくださいヽ(*´v`*)ノ

 

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食事処 おでん りん

宮城県石巻市三ツ股3-7-76

TEL:0225-96-4224

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18

Mon

November,2013

Location : 宮城県石巻市三ツ股3-7-76

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