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東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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海と人と町をつなげるコーディネーター -浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター-

アリティーヴィーのボッケ 鈴木タケルです。
さてさて、ボッケというのは東北地方の方言で、
通称ケムシカジカ。
淡白な味でアンコウに近いのだという宮城県七ヶ浜町の名物です。
今回ご紹介するのはその七ヶ浜町にあるボランティアセンター。
町の人々が愛する浜を元気にするため震災前からもずっと活動されていらっしゃいました。

 

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菖蒲田海水浴場のすぐ近く、小高い丘の上に『浜を元気に!七ヶ浜復興支援ボランティアセンター』はあります。
七ヶ浜町中央公民館の隣に施設を構えとても暖かい空気で出迎えてくださいました。
施設の中は明るいサロンとなっており町の人々の憩いの場になっています。
ここでボランティア人材のコーディネイトをされていらっしゃる“星 真由美(ほし まゆみ)さん”
震災時の状況を伺いながら現在の活動内容をお話頂きました。

 

元々震災前からあったこの施設、来るべき宮城県沖地震に備え5年前から地震や津波に対する準備をされていたそうです。
しかし想像を遥かに超える震災で、七ヶ浜で行われていた米作り水田の約98%が被害を受けてしまいました。
塩害や地盤沈下、膨大な量のガレキ、到底七ヶ浜町の人々の力だけではどうしようもない深刻な状況でした。
仮設住宅での生活を余儀なくされた人々。
塞ぎこんでしまう人も決して少なくなかったそうです。

 

そんな時に町を支えてくれたのは全国各地から集まったボランティアの人々だったのです。
今まで述べ7万人ものボランティア者が復興へ向けての活動に携わってくれ、
その内4万人の方々が農地整備を行ってくれました。
その甲斐もあって塩害を受けていた七ヶ浜の水田では、
再び田植えを出来るようになり、宮城の美味しいお米を作れるようになったのです。
ボランティアの人々は仮設住宅へも頻繁に出向き、
外へ出るキッカケ作り・交流作り、心の支援活動も行ってきました。
仮設住宅でお住まいの方々も気持ちに変化が芽生え、
明るい笑顔を取り戻しつつあるそうです。

 

今ではその支援を受けた人々が恩返しの気持ちを込めて、

定期的に感謝祭や収穫祭を開き、

お世話になったボランティアへ振舞うまでになりました。

そして今度の2013年11月16日(土)にも、

『七ヶ浜を食べよう!復興ボッケ祭り2013』と称してお祭りが開催され交流が深められます。

 

今後もボランティア活動やコーディネイトを続けていき、

人と人の繋がりを生み出していく『浜を元気に!七ヶ浜復興支援ボランティアセンター』。

いつの日にか施設名から“復興支援”という文字はなくなってしまうそうです。

「それでも、名前や形が変わってしまってもここのボランティアセンターはずっと残っていきます」

と力強く話してくれた星さん。

ここに集まる人々はこれからも七ヶ浜町と共に前へ進んでいきます。

美しい海と、優しい人々、そして愛する町をずっと残していくために。

 

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■浜を元気に!七ヶ浜復興支援ボランティアセンター
住 所:宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9生涯学習センター内
電 話:090-6853-4490

 

 

 

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Wed

November,2013

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