とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

マップで見る

  • このサイトについて
  • リンク
  • お問い合わせ
トップページ

20130914_00

農魂祭~百姓(おれたち)からのありがとう~

平成の仙台四郎です。
僕の家は農家でした。
子供の頃に抱いていた農業のイメージって
地味で泥臭くて、朝早くから夜遅くまで働いて、大変で、トラクター高くて・・
でも・・・本気の農業ってかっこいい!
 
勾当台公園円形広場にて「農魂祭~百姓(おれたち)からのありがとう~」というイベントが開催されました。
宮城県内のJA(JA仙台、JAあさひな、JA名取岩沼、JA古川、JAいしのまき)のそれぞれの青年部が主催した復興支援への「感謝」をテーマにしたものです。

続きを読む

 

一昨年の東日本大震災発生により農業は、農地の被災と原発事故による風評被害という大きな打撃を受けました。そのような状況下で多くの方々から復旧へ向けた支援をいただきました。
その支援に対する感謝と未だ懸念される風評被害を打開し、復興からの更なる発展へ向け、地域社会を一層盛り上げていくことを目的に「農魂祭」を開催します。
(※農魂祭配布パンフレット「農魂祭の開催について」より原文抜粋)
 
 
会場では新鮮な農産物や県内産の焼き牡蠣、特産品を用いたアイスなどのオリジナル商品も販売され、多くの来場者で賑わいました。


 
ステージでは蔵王在住のシンガーソングライター幹mikiさんのコンサートなどで会場を盛り上げました。

 
 
「宮城の復興は農業から」
食材王国みやぎと呼ばれ、山海の幸に恵まれる宮城県。
東日本大震災により農業が受けたダメージはあまりにも深刻でした。
このとうほく復興カレンダーでも何度もお伝えしているように、その中でも立ち上がり、徐々に復旧し始めています。
 
震災発生から2年半が経過した今、宮城農業の現状をJA青年部の方に伺ってみました。
「まだまだですね。正直復興の目処は立っていませんよ。」
「しかし多くの人々が動き出しています。」
「そんな状況の中、やっぱり辛いのが風評被害ですね。」
「宮城県産、東北って聞いただけで放射能汚染のイメージを持たれている方が多くいらしゃいますから・・。」
 

JAでは平成23年の原発事故以降、生産者、検査機関と協力し、しっかりとした放射能検査を行っています。
もし万が一、基準値以上の検査結果が出た場合は出荷が制限され、市場に出回る心配はないそうです。
これは宮城の農業に限ったことではなく、漁協でもしっかりとした検査を行っています。
それでも、この風評被害がなくなることはないのでしょうか。
 

来場したお客さんに農作物の放射線汚染についてのイメージを伺ってみるとこんな返事が返ってきました。
「全く・・ってほどじゃないですが、こっち(地元)の人は関東の方の人たちが過剰に思っているほど気にしている人はほとんどいないですよ」
「お米も宮城県産ですから、ほぼ毎日食べてますよ」
「やっぱり周りの人が言ってるから食べないとかではなく、自分の目で口で確かめて欲しいですね」
 
驚いたことに今回会場でお話を聞いたほとんどの方が特に風評を気にしている様子はありませんでした。

 
しかしながら、風評被害に苦しめられている現実。
 
「こういったイベントで多くの方と実際に農業の交流をしたいんです」
「イベントを通じてみなさんに農業を身近に感じてもらいたい」
「地道にですけど、こういうところから風評被害などのイメージを払拭できたらいいなと思います」
「やっぱ宮城の野菜うめえな!ってちょっとでも思ってもらえたら最高っすね!」
 
 
太古の時代から幾多の困難を乗り越え進歩してきた農業。
日本の、世界の宝をずっとこの先の未来へ。
創造の原点・農業をこれからも守っていきます。

14

Sat

September,2013

Location :

トップページ
Event Calendar