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サムネ

絆が取り戻してくれた 懐かしの海 -まついわ福幸マート ココサカエル 「あすなろショップ」-

アリティーヴィー鈴木タケルです。

 

宮城県気仙沼市松岩地区は気仙沼湾に突出した立地のため、

津波の影響を非常に受けやすいところです。

未だ海を見ることが辛いという方々がいらっしゃいますが、

今回はその松岩地区で海を眺めながら商売を再開した、

あるお母さんをご紹介します。

 

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先日ご紹介しました、

『まついわ福幸マート ココサカエル』A棟2階にお店を構えます「あすなろショップ」。

ここのお母さん菊田千鶴子さん、以前は松岩地区でクリーニング店を営んでいました。

 

しかし津波によってその地区全体が流され、菊田さんの自宅兼店舗も全て流されてしまいました。

仮設住宅での生活を強いられ、生きがいを失っていたとき、

昔からずっと付き合いのあった近隣ホテルの社長から、

「うちで出しているロールケーキを仮設商店街で販売しませんか?」と声を掛けれられたそうです。

 

このままじっとしていてはいけないと思った菊田さんは話を承諾。

先に場所だけを借りていたココサカエルの店舗で販売するようになりました。

 

菊田さんのお店はココサカエル2階一番端にあります。

なぜ一番端を選んだか。

それは昔の自宅から見えた風景と同じ風景を見れる場所だから。

 

震災後は海を見るのがとても辛かったという菊田さん。

それでも周りの支え、後押しがあってまた商売を再開しまいた。

馴染みのある風景を眺めながら、昔のように商売をしながらたくさんの人と話をすることで、

悲しみの海が徐々に徐々に、愛する懐かしの海に戻っていったのです。

 


扱っているロールケーキの名前は「絆ロールケーキ」

震災当時在庫として冷凍していた1000本のケーキを、

支援物資として提供したため、後日そう名前を変えました。

製造元のパティスリークリコは絆ロールを広め、

菊田さんのような被災者の雇用を生み出しています。

 

ちょっと変わったワカメ入りのロールケーキも販売。

クリームの甘さの中にほのかに潮っけを感じさせてくれますよ。

 

様々な形で笑顔を取り戻し、

復興への歩みを続けている気仙沼の人々。

地元の人々が愛していたあの海は、

いつの日にか気仙沼に戻ってくるに違いありません。

 

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■まついわ福幸マート ココサカエル 「あすなろショップ」

住 所:宮城県気仙沼市松崎片浜169-109
電 話:080-6041-7277

30

Fri

August,2013

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