とうほく復興カレンダー

東北・復興の「これから」。前を向いて進む人たち。

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2013714_3

みんなで作ろう!ダンボールで作ろう!収納BOX @あすと長町

ヒザシでございます。

2013年7月14日(日) 海の日を含めた3連休の中日。昨夜からの雨は上がり、晴れ渡る空の下、あすと長町の広場は住民やボランティアの方々が集まって何やら賑わっていました。

皆さん、夢中で何かを作っているようです。一体何をしているのでしょうか?

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この日、開催されていたのはtana  projectというグループの催しで、

ダンボールで収納BOXを作ろうというものでした。

tana projectの代表の森さんは震災直後からボランティアで石巻に行き、避難所で過ごす方々を見て、少しでも心の安らぎを作るためにせめて間仕切りが必要だと感じました。

そこで、ただダンボールの壁を作るのではなく、壁としても収納スペースとしても活用できるダンボール製の収納BOXを利用しては!?と思いついたそうです。ダンボール製の収納BOXのアイディアは震災前からあったそうですが、そのアイディアを活かす時が来たと感じ行動に移しました。

その後、ダンボールを提供してくれる業者に出会い、実際にprojectが動き出したのは2011年9月。この頃になると、避難所は閉鎖されほとんどの方が仮設住宅に移り住んだ頃でした。森さんは「遅かった・・・」と思いましたが、仮設住宅に移り住んだ方々から「収納スペースがない」という話を聞き「むしろこれからだ」と思いtana projectが始まりました。

これまでに被災地をはじめ、全国各地で1000個以上の収納BOXを提供したそうです。

さてこの収納BOX、ダンボールだと言っても侮れませんよ。しっかりした堅さ、紙製ゆえの軽さ、見た目の良さが見事なんです。

自分の好きなようにシールを貼ったり、色を塗ったりも気軽に出来ます。

皆さん、夢中になって制作をしています!楽しそう!!

何より凄いなと感じたのが、ダンボールの設計。

実は一人では組み立てられないようになっているんです。誰かの手を借りないと完成しません。

という事はこの収納BOXを制作する時に必然的にコミュニケーションが生まれるんです!

このアイディアもダンボールの設計も森さんのもの。

なるほど!すばらしいですね!!

コーヒー・お茶などの振る舞いもあり、通りがかった人も気軽に会話を交わしながら、イベントに参加します。

木製のゴム鉄砲を使った射的ゲーム、木製のミニカー、高級ヒノキをかんなで削ってプレゼントなどのコーナーを提供したのはNPO匠の右腕のみなさん。さすがの腕前で、棚も台もおもちゃも、ぜ~んぶ手作りなんです!

この木製のハイパーヨーヨーだって手作り!手に持った時の優しい温もり、表面の仕上げは素晴らしいの一言。これは射的ゲームで好成績だった時の景品なんだそう。

親子で工作する姿は微笑ましいですね。木製のミニカー制作中です!

また、ボランティアで参加している東北工業大学の学生たちは広場に使う木の棚やベンチを作っていました。

炎天下の中で、手際よく組み立てます。

 

いよいよ収納BOXも出来上がり、「こんなに立派なものありがとう。金庫にするさ~」なんて冗談も交えながらとっても嬉しそう。
作った本人も一緒に制作して完成させたボランティアスタッフにも笑顔がこぼれます。

出来上がったばかりの箱の中身は空っぽ。 だけど、その中には今日の楽しい思い出がすでに収納されているようでした!

■あすと長町仮設住宅

http://asutonagamachi.web.fc2.com/

■tana project
http://tana-project.blogspot.jp/

■栗駒建業
http://www.kurikomakengyou.com/

■東北工業大学
https://www.tohtech.ac.jp/

■匠の右腕
http://rtakumi.org/

 

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Mon

July,2013

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