「防災・環境都市」を目指す仙台の太陽光発電システム
こんにちは、アリティーヴィー弓谷です!
環境にやさしい再生可能なエネルギー源として近年ますます注目されている太陽光発電。
東日本大震災を機に、この太陽光発電システムを仙台市内のすべての小中学校に導入しようという政策が進められていることをみなさんはご存知でしたか?
先日、太陽光発電システムが取り付けられている小学校のひとつ、仙台市立遠見塚小学校へ取材に行ってきました!
この日は、遠見塚小学校の4年生たちがこれから太陽光発電について学び始めるということで、ソーラーパネルが設置されている屋上で、授業が行われました。
学校の太陽光発電パネルを初めて目の当たりにして、「大きいー!」と子供たちはおおはしゃぎ!
授業の後にお話を伺うと、
「ソーラーパネルで学校中の電気が作れるなんてびっくり」
「日本や世界の環境に良いことが仙台の小学校からできるのはすごい」
「地震が起きて停電になっても、学校に避難してきた人に電気をあげられる」
といった感想がでてきました。
仙台市では東日本大震災以前から、公共施設のCO2排出量削減に向けて市内の小中学校に太陽光発電システムを導入していましたが、震災を機に、環境への配慮に加え、災害時に自立的に電気を供給することのできる太陽光発電と蓄電地を組み合わせた設備を構築しようという政策を打ち出しました。
平成27年度までに、市内の小中学校等、災害時の指定避難場所となっている施設200箇所に太陽光発電システムと蓄電器を取り付け、いずれはすべての小中学校にその電気供給システムを導入したいという方針を掲げています。
環境と防災の両方を視野にいれた仙台の太陽光発電システムは、「新次元の環境・防災都市」を目指す仙台に大きく貢献することが期待されますね!
16
Sun
June,2013