食の格闘技「わんこそば全日本大会」
アリティーヴィーの高野です。
さて皆様、「岩手県花巻市」と聞いて、何を思い浮かべますか?
宮沢賢治、鹿踊り、長~いソフトクリーム・・・。
さまざまありますが、今回ご紹介するのは「わんこそば」
毎年2月11日の建国記念の日に花巻市で行われる「わんこそば全日本大会」では、
熱い戦いが繰り広げられ、まさに食の格闘技といった感じでした。
小学生から団体、個人まで様々な部門があり、一人3分~5分でどれだけわんこそばを食べられるかを競うもの。
今までの大会最高記録は5分間で「254杯」※これは一人で食べた杯数です。
今年の最高記録は229杯となりました。
県外からの参加者も多く、この大会に出るために、東京、大阪、神奈川などからいらした方も。
もともとわんこそばの歴史は古く380年以上さかのぼるとも言われています。
起源は盛岡説と花巻説があり、ここ花巻では、わんこそばを花巻の名物にしようと
昭和32年にわんこそばの嘉司屋(かじや)の2階で第1回大会が開催されました。
回を重ねるごとにその規模は大きくなり、今では花巻市文化会館で行われるほどに。
競技中の応援や声援などの盛り上がりはまさに格闘技といった感じで、緊張感と気迫すら感じるほど。
会場では花巻の物産や特産品などの販売も行われ、花巻の魅力が発信されていました。
震災により、一時参加者や来場者も少なくなったようですが、今年は例年以上の盛り上がりを見せていました。
興味を持たれた方は、ぜひ来年、「わんこそば全日本大会」に参加してみてはいかがでしょうか?
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Fri
March,2013