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石巻・桃生の4年に一度の大祭典~寺崎八幡神社例大祭~

こんにちわ。平成の仙台四郎です。
4年に一度行われるお祭りをみなさんはご存知ですか?
地域をあげて、はねてはねて、盛大に祝うのです。
 
4年に一度、閏の年に八幡様が寺崎地区にやってくる。

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石巻市桃生町(旧桃生郡桃生町)とは
宮城県北東部に位置する町で、2005年4月1日に合併し、石巻市になった。
北上川と旧北上川に囲まれた肥沃な土地で、町の40%以上を水田が占める。
桃生茶や桃生ポーク、スリムネギなどが有名。
 

その4年に一度しか行うことのないお祭りとは、
石巻市桃生町寺崎地区にある八幡神社の例大祭の秋祭りです。
 
なぜ4年に一度なのでしょうか。
 

寺崎八幡神社の宮司さんにお話を伺ったところ、
そのはっきりとした理由は伝承されていないのだそうです。
しかしながら、古人は4年に一度の閏年の物事の節目と考え、
八幡様を御神輿で街へお迎えするという形で行ったからではないかということでした。
 

このお祭りは地区内の要所々々に設けられた祈願所で
「家内安全」「交通安全」「五穀豊穣」などを祈願して回ります。
本御輿や獅子舞、稚児行列、法印神楽、はねこ踊りなど、地域全体で盛大に行われる大祭典は「ふるさとみやぎ文化100選」”まつり100選”に選ばれています。
 

その中でも、「寺崎の法印神楽」は宮城県の指定無形民族文化財に登録されており、
全国青年文化祭郷土芸能の部で日本一に輝いたこともあるのだそうです。
地域にとって貴重な文化遺産であり、心のふるさと、今後も地域とともに受け継がれていく大事な文化の一つです。
 

そして、なによりもっとも地域の人々を熱くさせるのが「はねこ踊り」。
 
こちらも宮城県の指定無形民族文化財に登録されています。
「はねこ」とは「跳ねる人」という意味で、とても賑やかな豊年踊りのことです。
この踊りは海を渡り、シンガポールやシドニーなどでも披露したこともある、
宮城県を代表する踊りのひとつなんです。
 
そして今回は『震災復興祈願「一緒にやっぺす。」』というテーマも掲げられ、
東松島市大曲浜地区の獅子舞も祭りに参加し、大いに盛り上がりました。

 
大曲地区は被災し、現在は住居禁止区域に指定され、
もうそこに住むことができなくなってしまいました。
その大曲浜の名前をずっと残していきたいという意志を込め、
この大曲浜に江戸時代から伝わる獅子舞を復活させ、多くの方に披露しているのだそうです。
 
 
寺崎地域住民266戸、1100余名が総参加し、
五穀豊穣に感謝し、無病息災、そして震災の早期復興を祈願する寺崎八幡神社大祭典。
そこにはたくさんの笑顔と希望がありました。
これこそが本当に地域のためのお祭りなんだと感じました。
 
4年に一度、閏の年に八幡様が寺崎地区にやってくる。

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Sat

September,2012

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