皇室御献上の浜、復活へ 大曲浜で海苔の種付け作業が再開
こんにちは、アリティーヴィーの彦坂です。
本日ご紹介させていただくのは大曲浜の献上海苔の話題です。
皇室献上の浜とは…
『宮城県漁協矢本支所の大曲浜は、毎年行われる厳選された海苔の品評会において、優勝・準優勝をこれまで数多く受賞し、前年の2010年まで6年連続で皇室へのご献上を果たし、上質な海苔の産地として有名な浜です。』HPより引用
大曲浜で暮らす人々は豊かな海の恵みと共に過ごしてきました。しかし、大曲浜地区は昨年の震災による津波の影響で大きな被害を受けてしまい、
住む場所だけでなく、海苔の養殖施設なども全て津波によって流されてしまいました。
若手後継者で構成された『矢本浅会漁業研究会』の挑戦
それでも大曲浜に住む漁師たちは諦めませんでした。若手後継者で結成された『矢本浅会漁業研究会』彼らの活動の理念は「常に今以上の海苔を作る」ということ。柔軟な発想で外部からの新しい発想・アイディアをヒントに自分たちの海や海苔作りにそれを活かそうとしているんです。
震災以降、フェイスブックやブログなどを活用して、積極的に自分達の活動を発信してその外部との交流をする機会を増やしています。
海苔の養殖が再開
そして8月26日、ついに海苔の種付け作業がスタートしました。
この作業は2年ぶりに行われる作業ということで、漁師のみなさんも気合が入っています。
大曲浜の漁師さんの想いの詰まった献上海苔をぜひ一度、味わってみてください。
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Sun
September,2012